今日はスポーツ外傷についてお話します。
シンスプリントはサッカーや陸上の中、長距離などを行う思春期のスポーツを行う方に多い症例です。
発生原因としては、オーバートレーニングやダッシュ、ジャンプなどの着地による患部への負担のかかりすぎなどが多くあります。
その他には筋力不足や下肢の柔軟性が悪いこと、筋力バランスや偏平足などの足底アライメント異常などの要因も発生原因とされています。
シンスプリントは主に脛骨の内側下部に痛みが好発し、運動時の痛みや患部の圧迫痛、熱感、腫脹などが現れます。
よく間違えやすいのは骨異常ではなく、骨の表層の骨膜や筋層の炎症や負担によるということ。そのため、そのまま運動や無理をすることで骨にまで負担が達して疲労骨折に進行する場合もあるということです。
治療法としては一番に安静を図り、患部の負担を軽減させること。
痛みが強く熱を持っている際はアイシングを行い、炎症を抑える。回復期は足底から患部を温めて血流をよくします。その他、電療や患部周辺の緊張した筋肉のマッサージ療法など行う。
改善法は足底から内側部の筋力強化、テーピングやサポーターなどでの患部への負担の軽減を行います。
他にも北川先生による身体のバランス調整などを行い、治療を行います。何かわからないことがあれば遠慮なくご相談ください。
院長 北川
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