股関節は肩の関節と同じ球体の関節で、3軸の方向と、大きな
関節可動域を持つ関節です。
肩と違い、頑丈な靭帯や筋肉に覆われているので痛めることは
頻繁ではありません。
しかし、雪道で滑り、強くバランスを崩したり、
スポーツ活動にて激しく接触や転倒などをした際に痛めるので
損傷度合いが強い場合があります。
また、股関節、膝関節の柔軟性が無い方や、筋力が弱い方も
痛めることが多いです。
そのため、股関節の痛みがあると過敏で違和感、可動痛を感じ
やすい部位でもあります。
股関節は完全安静が難しい部分です。
どうしても日常生活で、座る、立つ、歩くといった行動はとるので
軽微な負担が常にかかってしまいます。
なので、しっかり治療しないと、痛み、ケガなどが長引いたり、
慢性的に痛みを残してしまう場合もよくあります。
治療としては、電療、温熱冷却による理学療法で回復力を高め、
臀部、大腿部の筋肉をほぐして関節への負担を軽減させます。
痛みの強い場合はテーピング、包帯などで固定をします。ただ、
股関節は固定がしにくい部位で、患者さんの違和感、通気性なども
十分に考慮して固定法をしなくてはなりません。
まずは、どうして痛めたか?どうすると、どこが痛いかをしっかり確認
して、適切な治療をすることをオススメします。
・・・たまには真面目な書き込みしてみました

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